
中古マンションの購入が決まり、決済(残りの代金を支払って引き渡しを受ける日)と入居の日取りも見えてきたら、内見のときに気になっていた壁紙の黄ばみや傷を、家具が入る前に張り替えておきたいところです。そう考えたときに迷いやすいのが、「決済から入居までの短い間に、本当に間に合うのか」「管理組合への届け出があると聞いたが、何日くらい見ておけばよいのか」「いつ、何から動けばよいのか」という点です。
先に結論をお伝えします。入居前の張り替えが間に合うかは、管理組合の手続きと決済前の準備で決まります。決済から入居までの日数そのものより、「管理組合の手続きに何日かかるか」と「決済の前に、どこまで準備を進めておけるか」が分かれ目です。マンションによっては、壁紙の張り替えでも管理組合への申請が要り、承認を施工日の2週間前までに管理組合の会合で得なければならない、というところもあります。そうしたマンションで、決済のあとに初めて業者を探し始めると、現地調査・見積もり・申請・承認・施工のすべてを、決済から入居までの期間に詰め込むことになります。
そのため、決済日と入居日が分かった段階で、管理会社か管理組合に「壁紙の張り替えに届け出が要るか、要るなら何を、いつまでに出すのか」を確かめ、あわせて業者に相談して、現地調査と見積もりの日程を押さえておくことが、間に合わせるためのいちばんの近道です。入居日から逆算して、施工日、届け出の期限、依頼先を決める日、と順番にさかのぼって日程を組んでいきます。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 決済の前にできることと、決済のあとでないと進めにくいこと(管理組合の手続きの確認、業者への相談、決済前の現地調査は売主しだいであること)
- 管理組合の手続き別に見た、日程への影響(届け出が要らない場合、申請だけの場合、申請と承認が要る場合)と、申請書に業者の記入欄がある場合の順番
- 入居日から逆算した日程の組み方と、決済から入居まで1か月の場合の例、年度末に入居する場合の注意
- 家具が入る前に終えるために、最初の相談で業者に伝えること、見積もりから施工まで間が空く場合、間に合いそうにない場合の考え方
読み終えるころには、自分の決済日と入居日から、いつまでに何を済ませればよいかの見当がつくはずです。
決済日と入居予定日から見て、入居前の張り替えが間に合いそうかを確かめたい方は、電話でお気軽にお尋ねください。分かっている日程と管理組合の手続きの状況を伺ったうえで、現地調査と施工の日程の組み方をご案内します。見積もり・現地調査は無料です。
電話が難しい方はメールでもご相談いただけます。
中古マンションの入居前の張り替えは「日程」で考える

家具が入る前の空いた部屋で張り替えられれば、家具を動かす手間がほとんどなく、売主の家具が置かれていた場所も含めて壁の全体を見ながら作業できます。中古マンションを買って入居前にまとめて張り替えるのは、その意味で進めやすい選び方です。
一方で、入居前の張り替えには「入居日」という動かしにくい締め切りがあります。費用は張り替える面積と壁紙のグレードで決まるのが基本で、入居前かどうかで決まり方が大きく変わるわけではありません。入居前の張り替えで気にしておきたいのは、費用よりも日程のほうです。マンション全体の張り替え費用の目安は、マンションの壁紙張り替え費用はいくら?3LDKで20万〜34万円前後、間取り別の目安と費用の決まり方にまとめています。
締め切りを左右するのは、日数より「手続き」と「準備の早さ」
決済から入居までが1か月あれば、壁紙の張り替えそのものには十分な長さに見えます。複数の部屋をまとめて張り替える場合でも、作業は2〜3日ほどが目安だからです。
ただ、その前には、現地調査、見積もり、依頼先の決定、施工日の確定があります。業者によっては予定が埋まっていて、施工が1〜2か月先になることもあります。分譲マンションでは、これに管理組合の手続きが加わることがあります。手続きの中身によっては、施工日の何日も前までに書類を出し、承認を得ておかなければなりません。
つまり、決済から入居までの日数が同じでも、管理組合の手続きが要るかどうか、決済の前にどこまで準備を進めておけるかによって、間に合うかどうかが変わります。この記事では、この2つを軸に日程の立て方を整理します。
決済の前にできること、決済のあとでないと進めにくいこと

中古マンションの購入では、売買契約から決済までの間、物件はまだ売主のものです。張り替えの工事そのものは、引き渡しを受けてから始めることになります。ただ、工事の前に必要なことのすべてが、引き渡しを待たないとできないわけではありません。この期間にできることと、決済を待たないと進めにくいことを分けておくと、決済のあとに慌てずに済みます。
決済の前に済ませておきたい、管理組合の手続きの確認
決済の前でも進められて、しかも日程への影響がいちばん大きいのが、管理組合の手続きの確認です。手続きの中身によって、施工できるいちばん早い日が決まってしまうことがあるためです。手続きが要るマンションでは、業者の予定がどれだけ空いていても、その手続きが済むまでは工事に入れません。
分譲マンションでは、住戸の中の内装工事でも、管理規約などの決まりで管理組合への届け出を求めていることがあります。その扱いはマンションによって千差万別で、壁紙の張り替えは届け出の対象外としているマンションもあれば、申請が必要なマンションもあります。どちらに当たるかは、そのマンションの決まりを確かめないと分かりません。
確かめておきたいのは、次の点です。
- 壁紙の張り替えで、届け出や申請が要るか
- 要るなら、申請だけでよいのか、管理組合の承認まで要るのか
- 施工日の何日前までに出せばよいか、承認が要るなら、承認を決める会合はいつ開かれるか
- 申請書の書式と、工事をする業者が記入する欄があるか
- 引き渡しを受ける前に買主として申請できるのか、引き渡しのあとでないと出せないのか
- 工事ができる時間帯や、共用部分の養生・通り方に決まりがあるか
確かめる先は、マンションの管理会社か管理組合です。決済の前でまだ住人ではない段階なら、売買を仲介している不動産会社の担当者に、管理会社への確認を頼めないか相談してみるのも一つの方法です。管理組合への届け出は、工事を頼む側(施主)が行うものです。業者は、申請書の業者の記入欄を書くなど、書類づくりを手伝う立場になります。
業者への相談は、決済の前から始められる
業者への相談も、決済を待たずに始められます。決済日と入居日、張り替えたい部屋、管理組合の手続きで分かっていることを伝えておけば、業者の側でも、施工できる日の見通しや、現地調査をいつ行うかの段取りを考えられます。
問い合わせから現地調査までは、早ければ当日〜翌日に日程が組めることもあります。ただ、これは業者の予定とこちらの都合がたまたま合った場合で、何日で来てもらえるかは業者とこちらの日程しだいです。予定が埋まっている業者もあるので、決済日が決まった段階で相談を始めておくと、日程の合う業者を選ぶ余地が残ります。
引き渡しを受けてから相談を始めた場合でも、業者の予定しだいでは早く進むことはあります。中古マンションを購入し、引き渡しのあとに改めて見積もりのご依頼をいただいた、入居まで1か月半という日程のご相談では、問い合わせの翌々日に現地調査を行い、その2日後に見積もりを出しました。床の張り替えや窓枠・建具の塗装なども含めた全面的なリフォームのご相談で、最終的には価格の面で他社に決まったケースです。ただ、早く進むかどうかは業者の空き具合によるので、決済の前から相談しておくほうが安心です。限られた日程の中でどう動いたかは、【相談事例】神奈川県横浜市:中古マンションリフォーム|入居まで1か月半で見積提出で紹介しています。
決済前の現地調査は、売主しだい
決済の前に業者に部屋を見てもらえれば、決済の時点で見積もりまで済ませておけます。ただ、決済の前に現地調査ができるかどうかは、売主の考え方しだいで、一概には言えません。許可が得られた場合でも、売主や売主側の不動産会社の担当者の立ち会いが求められることがあり、その日時に来られる業者を探すことになるので、日程の調整は厳しくなりがちです。
決済の前に現地調査ができない場合は、決済の直後に現地調査の日を押さえておくのが現実的です。業者に決済日を伝えておけば、決済の当日や翌日に現地調査を入れる段取りを、前もって相談しておけます。引き渡し前の現地調査の考え方や、引っ越し後の張り替えになった場合の進め方は、引っ越し前の壁紙張り替えは間に合う?施工まで1〜2か月先になる業者も、日程の逆算と費用の考え方で詳しく扱っています。
管理組合の手続き別に見た、日程への影響
管理組合の手続きがどうなっているかによって、入居前の日程の組み方は大きく変わります。ここでは、届け出が要らない場合、申請だけの場合、申請と承認が要る場合の3つに分けて、日程にどう響くかを見ていきます。
届け出が要らない場合
壁紙の張り替えが届け出の対象外なら、管理組合の手続きの日数は見込まなくて済みます。日程を決めるのは、現地調査と見積もり、依頼先の決定、業者の施工の空きだけになります。
ただ、届け出が要らないマンションでも、工事ができる時間帯や、エレベーター・共用廊下の養生について決まりがあることがあります。届け出が要らないと分かった時点で、こうした決まりも一緒に確かめておくと、施工日の当日に慌てずに済みます。
申請だけでよい場合
申請書を出すだけでよく、管理組合の承認までは要らないマンションでも、「施工日の何日前までに出す」という期限が決められていることがあります。
実際に、京都市南区の分譲マンションで和室の壁紙を張り替えた施工事例では、管理人さんから、管理組合への申請書を施工日の2週間前までに出すよう言われていました。確かめた結果、承認までは要らず、申請書を出すだけで済んでいます。この事例では申請書に工事をする業者の記入欄もあり、担当の職人が記入しました。このように、申請書を出すだけで済む場合でも、施工日は申請の日から期限の分だけ先になります。依頼から施工までの日程を含めた詳しい経緯は、【施工事例】京都府京都市南区:家財を運び出したマンションの和室の壁紙を張り替え|管理組合への届出を済ませて1日で施工で紹介しています。
申請と承認が要る場合
いちばん日程に響くのが、申請して管理組合の承認を受ける必要がある場合です。冒頭で触れたように、その承認を施工日の2週間前までに会合で得る決まりのマンションもありました。このマンションは、調布市で住まい全体の壁紙を張り替えた施工事例の物件です(入居前ではなく、住みながらの張り替えの例です)。依頼から施工までの経緯は、【施工事例】東京都調布市:マンションの壁紙を住みながら5日間で張り替え|壁の穴の補修とクッションフロアも同時に施工で紹介しています。
このようなマンションでは、施工日を決める前に、会合がいつ開かれるかを確かめる必要があります。承認が要るマンションでは、会合の日程しだいで施工日が後ろへずれることがあります。承認を得られる日が、思ったより先になる場合があるためです。申請書を会合の何日前までに出せばよいかが決まっていることもあるので、あわせて確かめておきます。入居日が動かせない場合は、会合の日程から逆算して、いつまでに申請書を整えればよいかを先に決めておくことになります。
申請書に業者の記入欄があるなら、依頼先を先に決める
申請書に、工事をする業者の名前や工事の内容を書く欄があるマンションもあります。業者の記入欄があるなら、申請書を出す前に依頼する業者と工事の範囲を決めておく必要があります。
つまり、手続きの順番は「現地調査 → 見積もり → 依頼先の決定 → 申請書の作成・提出 → (承認) → 施工」になります。申請の期限から逆算するときは、申請書を出す日だけでなく、その前に現地調査と見積もり、依頼先を決める日まで含めて日程を考えておく必要があります。複数の業者から見積もりを取って比べたい場合は、そのぶんの日数も見込んでおきます。
入居日から逆算して日程を組む
ここまでの内容を、実際の日程の組み方に落とし込みます。入居前の張り替えは、入居日から順番にさかのぼって考えると、どこに余裕がないかが見えやすくなります。
逆算の順番は「入居日 → 施工日 → 届け出の期限 → 依頼先を決める日」
具体的には、次の順にさかのぼります。
- 入居日(家具の搬入日)を確かめる
- 施工を終えておきたい日を決める。複数の部屋なら作業は2〜3日ほどが目安で、部屋数や広さ、下地の状態によってはそれ以上かかることもあるので、搬入日の直前に詰め込まず、少し余裕を持たせる(日数の決まり方は壁紙張り替えの時間はどれくらい?1部屋4〜6時間の目安と日数の決まり方を解説が参考になります)
- 管理組合の手続きの期限を確かめる。申請の期限や、承認を決める会合の日から、申請書を出す日が決まる
- 申請書に業者の記入欄があるなら、申請書を出す日より前に、依頼先と工事の範囲を決める
- 依頼先を決める前に、現地調査と見積もりを済ませる。決済の前に現地調査ができないなら、決済の直後に現地調査の日を入れる
こうしてさかのぼってみて、決済から依頼先を決める日までがほとんど残らないなら、決済前にできることを前倒しにします。
なお、複数の部屋を張り替えるときは、部屋ごとではなく、すべての部屋の古い壁紙を剥がし、次に下地を整え、最後に新しい壁紙を貼る、というように作業ごとにまとめて進めることが多くあります。入居前で家具が無ければ、どの部屋も続けて作業できるので、日数は組みやすくなります。
例:決済から入居まで1か月、承認が施工日の2週間前までに必要な場合
仮に、決済から入居までが1か月で、管理組合の承認を施工日の2週間前までに得る必要があるマンションだとします。
工事が延びた場合に備えて、施工を入居の1週間ほど前に始めることにすると、承認はその2週間前まで、つまり決済から10日目前後までに得ておく必要があります。決済の前に何も進めていなければ、決済からの10日ほどの間に、現地調査、見積もり、依頼先の決定、申請書の提出、会合での承認をすべて終えなければなりません。会合が決済から10日ほどのうちに開かれなければ、入居前の施工は難しくなります。
一方、決済の前に管理組合の手続きを確かめ、業者にも相談して、決済の直後に現地調査を入れる段取りまで済ませておけば、決済の当日から動き出せるぶん、日程に余裕が生まれます。決済の前に現地調査ができれば、決済の時点で見積もりまで終えておくこともできます。それでも会合の日程が合わない場合に備えて、範囲を絞るなどの考え方(この記事の最後で扱います)も持っておくと安心です。日数はあくまで仮の例ですが、管理組合の手続きが要るマンションほど、決済前の準備で間に合うかが分かれます。
年度末の入居は、特に早めに
2〜3月は、職人の予定が埋まりやすく、一般のお宅の張り替えは予約が取りにくくなる時期です。2〜3月に入ってから連絡しても、日程の合う業者を見つけにくくなることがあります。年度末の入居に合わせて張り替えたいなら、購入を決めた時点で相談を始めます。できれば前の年の秋から年内のうちに、施工日の見通しを立てておくと安心です。決済日がまだ決まっていなくても、入居したい時期と物件の状況を伝えておけば、業者の側でも予定を考えやすくなります。時期ごとの予約の取りやすさは、壁紙・クロス張り替えに適した季節は?一年中できる理由と、避けたい2〜3月が参考になります。
家具が入る前に終えるために、業者に伝えること
最後に、業者に相談するときに伝えておきたいことと、予定どおりに進まなかった場合の考え方を整理します。
最初の相談で伝えておきたいこと
最初の相談では、次のことを伝えておくと、業者の側でも日程の見通しを立てやすくなります。
- 決済日と入居(家具の搬入)予定日
- 張り替えたい部屋と、天井も含めるかどうか
- 管理組合の手続きで分かっていること(届け出の要否、申請の期限、承認の会合の日程、申請書に業者の記入欄があるか)
- 決済の前に現地調査ができそうか、売主側の立ち会いが要りそうか
決済日と入居日が分かれば、業者はその間のどこに現地調査と施工を入れられるかを考えられます。張り替えたい部屋と天井の有無は、施工に何日かかりそうかの見当につながります。管理組合の手続きは、施工日をいちばん早くていつにできるかを決める条件になり、決済前の現地調査の可否は、見積もりをいつ出せるかに関わります。決済日・入居日、張り替えたい部屋と天井の有無、管理組合の手続き、決済前の現地調査の可否は、どれも日程を組むための材料です。
管理組合の手続きがまだ分からない段階でも、相談を始めて困ることはありません。分かっていることだけを伝えて、手続きが分かったらあらためて伝える、という進め方で十分です。
見積もりから施工まで間が空くなら、先に日程を押さえる
決済の前や決済の直後に見積もりを取ると、管理組合の手続きを待つ間に、施工する日が見積もりの有効期限を過ぎてしまうことがあります。有効期限の目安は1か月ほどです。
この場合は、見積もりを取った業者に有効期限を延ばせるか相談する方法と、施工日がまだ先でも、依頼を決めて日程を押さえておく方法があります。申請書に業者の記入欄があるマンションでは、どのみち申請の前に依頼先を決めることになるので、施工日もそのときに決めておくと、日程の見通しがはっきりします。先に依頼を決める場合は、管理組合の承認が得られなかったときや、決済・入居の日程や購入の予定そのものが変わったときに、施工日の変更をどう扱うかも確かめておきましょう。発注から施工日までの準備を含め、張り替え全体の流れは、壁紙張り替えの流れは5段階|問い合わせから完了まで、依頼する側がすることと期間の考え方で詳しく扱っています。
間に合いそうにないときの考え方
管理組合の会合の日程や業者の予定が合わず、すべての部屋を入居前に張り替えるのが難しいこともあります。その場合の考え方は、主に2つです。
1つは、張り替える範囲を絞って、入居前に終える方法です。ただし、残りを入居後に別に頼むときは、範囲の区切り方に注意が要ります。リビング・ダイニングは入居前に、個室は入居後にまとめて、というように大きめの区切りで分けるならよいのですが、廊下やトイレだけのような小さな範囲を別の機会に頼むと、そのたびに段取りの手間が増え、最低料金で割高になることがあります。入居後の工事で、管理組合の手続きがもう一度要るかどうかも確かめておきます。
もう1つは、入居後に住みながら張り替える方法です。家具を部屋の中央に寄せて、空いた壁から張り替えていく進め方になり、入居後でも張り替え自体はできます。ただ、入居したばかりで荷物が多いと、家具を寄せるだけでは作業の場所が取れないことがあり、段ボールが部屋に積まれたままの状態も作業の妨げになります。入居後に張り替える部屋がある場合は、その部屋には荷物を運び込みすぎず、段ボールは別の部屋にまとめておくと、作業の場所を確保しやすくなります。家具の移動を業者側で行うのか、こちらで事前に動かしておくのかは、現地調査のときに必ず確認しておきましょう。住みながら張り替えるときの当日の流れや部屋の使い方は、壁紙の張り替えは住みながらでもできる?1〜2日で完了する当日の流れと3つのポイントを解説で紹介しています。
どちらにするかは、入居前に終えたい部屋がどこか、入居後の工事の負担をどう考えるかによって変わります。業者に相談するときに、両方の進め方で日程と費用がどう変わるかを聞いてみると、決めやすくなります。
まとめ:決済日が分かったら、管理組合の手続きの確認と業者への相談を始める
中古マンションの入居前の張り替えについて、日程の立て方を整理します。
- 入居前の張り替えが間に合うかどうかは、決済から入居までの日数そのものより、管理組合の手続きに何日かかるかと、決済の前にどこまで準備を進めておけるかで決まる
- 管理組合への届け出の扱いはマンションによって違う。届け出が要らないマンションもあれば、申請だけのマンション、申請と承認が要るマンションもある。管理会社か管理組合に、要否と期限、承認の会合の日程を確かめる。工事の時間帯や共用部分の養生の決まりも一緒に聞いておく
- 申請だけでも「施工日の2週間前までに出す」のような期限があることがある。承認が要る場合は、会合の日程しだいで施工日が後ろへずれることがある
- 申請書に業者の記入欄があるなら、申請の前に現地調査・見積もり・依頼先の決定を済ませる必要がある
- 決済の前に現地調査ができるかは売主しだい。できない場合は、決済の直後に現地調査の日を押さえておく
- 日程は、入居日 → 施工日 → 届け出の期限 → 依頼先を決める日、の順にさかのぼって組む
- 2〜3月は予約が取りにくい。年度末の入居なら、購入を決めた時点で相談を始め、できれば前の年の秋から年内に施工日の見通しを立てる
- 見積もりから施工まで間が空くなら、有効期限を相談するか、先に依頼を決めて施工日を押さえる。間に合わないときは、大きめの区切りで範囲を絞るか、入居後に住みながら張り替える
決済日と入居日が分かったら、まずは管理会社か管理組合に壁紙の張り替えの手続きを確かめましょう。あわせて、張り替えたい部屋と日程を業者に伝えて、現地調査と見積もりの日程を押さえるところから始めてみてください。日程の見通しが早く立つほど、落ち着いて壁紙を選べます。
中古マンションの購入が決まり、入居前の張り替えをお考えの方は、電話でご相談ください。決済と入居の予定、張り替えたい部屋、管理組合の手続きで分かっていることを伺ったうえで、現地調査と施工の日程の組み方をご案内します。決済日がまだ決まっていない段階や、管理組合の手続きがまだ分からない段階でもかまいません。見積もり・現地調査は無料です。
電話が難しい方はメールでもご相談いただけます。
この記事の執筆者

氏名:松田郁幾
実績:壁紙張り替えを中心に、これまで多くのお客様・職人と関わってきました。
この記事について:現場で見聞きした実例をもとに、誇張せず、実践的な視点で解説しています。


