ご依頼の概要
- エリア: 東京都八王子市
- 物件区分: マンション
- ご家族構成: ご夫婦と息子様
- 施工時期: 2026年5月〜7月(剥がし・消臭処理・張り替えの3回に分けて実施)
- ご依頼内容: 6畳の洋室の壁紙1面の張り替え。壁に芳香剤のような香り付きのスプレーを吹きかけたことで、その臭いが残っているため、臭いへの対策もあわせてご依頼
壁紙にかかった芳香剤やスプレー、こぼした飲み物などの臭いが気になっている方は、この事例を読み進める前に、ご自宅の場合はどう進めるとよいか、無料相談で聞いてみるのもおすすめです。
電話が難しい方はメールでもご相談いただけます。
ご依頼の背景
八王子市のマンションにお住まいのお客様より、メールでお問い合わせをいただきました。
6畳の洋室の壁1面に、芳香剤のような香り付きのスプレーを吹きかけたことで臭いが残っているため、その壁の壁紙を張り替えたいというご相談でした。臭いを強く気にされていたのは、ご家族のうち息子様おひとりです。できるだけ早く対応してほしいとのご希望でした。
張り替え後の壁紙は白系で、今の壁紙と似た色味・柄であれば十分とのことでした。
今回の施工内容
今回受注・施工に至ったのは、6畳洋室の壁紙1面の張り替えと、その下地への消臭処理です。
工程を3回に分けて、臭いを確かめながら進める
お問い合わせのあと、現地調査に伺いました。
臭いの問題は、どの工程で、どこまで臭いが取れたかを、実際に過ごす方に確かめていただかないと判断できません。そこで現地調査では、作業を剥がし・消臭処理・張り替えの3回に分けて進めることをご提案しました。
- 1回目:既存の壁紙を剥がす
- 2回目:剥がした後の下地に消臭処理をする
- 3回目:新しい壁紙を張る
壁紙を剥がした段階でいったん時間を置き、臭いがどう変わったかを確かめていただいてから、消臭処理を行うかどうかをご判断いただく流れです。この方針で正式にご依頼をいただき、契約を結んだ日に既存の壁紙を剥がしました。剥がす際には息子様にも作業の流れをご説明し、ご納得いただいています。あわせて、張り替え用の壁紙を選んでいただくための見本帳もお渡ししました。
消臭処理と、張り替えまでの期間
剥がしてから2週間あまり時間を置いたのち、ご判断をいただき、剥がした後の下地に消臭処理を行いました。
その後、張り替えの日程をいったん決めましたが、ご家族で改めてお話し合いいただくため、日程を見合わせることになりました。あらためて日程が決まり、消臭処理から1か月ほどたった時点で、張り替えを行いました。
張り替え当日は、壁紙を剥がした跡の下地の傷んだ部分をパテで埋めて平らに整えたうえで、白系の壁紙を張って仕上げています。
施工内容とビフォーアフター





既存の壁紙が貼られていた施工前の状態は撮影していません。剥がし・消臭処理・張り替えの3回に分けて作業を行い、最後の工程である張り替えは1日で完了しました。
施工費用
金額は、お問い合わせから施工までに次のように決まりました。
- お問い合わせ後のお電話(目安):壁紙1面の張り替えだけの目安として、40,000円から(税込)とお伝えしました。
- 現地調査後のお見積もり:96,800円(税込)でした。壁紙1面の張り替えに、剥がした後の下地への消臭処理が加わっています。消臭処理は、剥がした後の臭いを確かめていただいてから行うかどうかを決める前提でお見積もりしました。
- 施工後の金額:消臭処理も行い、お見積もりどおり96,800円(税込)です。
6畳の洋室の壁1面のお見積もりの内訳は次のとおりです(各項目は税抜)。
- 壁紙張り替え工事(1面・残材処分費含む)一式:43,000円
- 消臭処理一式:45,000円
- 消費税:8,800円
壁紙1面の張り替えと消臭処理をあわせた合計:96,800円(税込)
上記は2026年7月時点の金額です。資材価格の高騰等により、現在は金額が変動している場合があります。正確な金額は現地調査・お見積りでご確認ください。
張り替え後のご家族のご感想
張り替え後、ご両親からは臭いについて問題ないとのお声をいただきました。一方で、臭いを強く気にされていた息子様には、張り替え後の臭いについて完全にはご納得いただけませんでした。
臭いの感じ方には個人差があり、同じ部屋にいても、気になる方と気にならない方がいらっしゃいます。また、施工した業者からは、壁ではなく、床やエアコンなどから消臭スプレーの臭いが出ている可能性もあるとの見立てがありました。壁紙と下地への対策は行いましたが、部屋の中の臭いの元が壁だけとは限らない点は、臭いの対策をご検討の方にお伝えしておきたいところです。
まとめ
今回は、芳香剤のような香り付きのスプレーを吹きかけて臭いが残った壁について、既存の壁紙の剥がし・下地の消臭処理・新しい壁紙の張り替えを3回に分け、臭いの変化を確かめていただきながら進めたご依頼でした。ご両親からは問題ないとのお声をいただいた一方、臭いを強く気にされていた息子様には、張り替え後の臭いについて完全にはご納得いただけませんでした。臭いの対策は、張り替えれば必ず解決するとは言い切れません。気になる臭いがある方は、どこまで対策できそうかも含めて、まずは一度ご相談ください。
壁紙に染み込んだ臭いが気になる方は、どの工程でどこまで対策できそうか、現地調査・お見積りだけでもお気軽にご相談ください。
電話が難しい方はメールでもご相談いただけます。 氏名:松田郁幾この記事の執筆者

実績:壁紙張り替えを中心に、これまで多くのお客様・職人と関わってきました。
この記事について:現場で見聞きした実例をもとに、誇張せず、実践的な視点で解説しています。



プロからの豆知識
芳香剤やスプレーなどの液体が壁紙にかかると、表面だけでなく、壁紙の裏側や下地にまで染み込んでいることがあります。その場合、新しい壁紙を上から張るだけでは臭いが残るおそれがあります。工程を分けると訪問の回数は増えますが、剥がした時点・消臭処理をした時点で臭いの変化を確かめられるため、次の工程へ進むかどうかを判断しやすくなります。